【2022年】留学先選び ~マルタ編~

はじめに

みなさんこんにちは
英語学習の調子のほうはどうでしょうか?

最近はコロナを抑えながらも徐々に留学に出る人が増えてきていますね。
1年ほど前に留学を断念せざるを得なかった人も再チャレンジしているのかもしれません。

留学しようと思い立った際に最初に考えることは「どこの国に行くか」です。
今回はその留学先選びのマルタ編をご紹介します。
※マルタに滞在歴のある方に執筆いただきました。

言語

公用語は英語とマルタ語

マルタの公用語は英語とマルタ語の2つで、英語にはマルタ人独特のアクセントがあります。

マルタ人同士でコミュニケーションをとる際にはマルタ語を使い、外国人と話すときは英語を使う人が多いです。

基本的にはマルタ国内どこへ行っても英語が通じると考えて良いですが、高齢の方や観光地から外れた田舎に行くとマルタ語しか話せない人もいます。

語学学校で習うのはイギリス英語が基本になる

マルタはEU(ヨーロッパ連合)にも加盟しているため、イギリス英語が主流です。

マルタ人の話す英語はマルタ独特の訛りがあり、イギリス英語ともまた少し違った印象を受けるかも知れません。

しかし語学学校に在籍する先生たちはイギリス英語を正しく身につけたマルタ人か、その他のヨーロッパ諸国出身の人が多いです。

そのためマルタの語学学校に通う際は問題なく正しいイギリス英語が学べます。

イタリア語を話せる人が多い

マルタはイタリアのすぐ近くの島国ですので、地理的な理由からイタリア人が多く住んでいます。

また、歴史的にイタリアの支配下だった時代もあることから、アラサー以上の世代ではネイティブスピーカー並みに話せる人もいます。

そのためイタリア語に興味のある人が、ビザの申請がしやすいマルタに語学留学するというケースもあります。

気候

地中海気候で1年中温暖

マルタは地中海気候なので、一年を通して温暖な気候です。

中でも夏の時期(6月〜9月)は乾燥して暑い日が多く、連日30度以上であるのが普通です。

また日照時間が早く、朝早くから明るく暖かい気候なため1日を長く感じることもあるかもしれません。

5月〜10月頃までは海やプールに入れるほど温暖なため、バカンスを楽しむのに非常に適しています。

雨季でも降水量は日本より格段に少ない

マルタで雨季にあたる10月〜2月のうち、最大降水量となる12月でも日本の3分の1程度です。

そのため日本の雨季とは異なり一日中雨が降り続くことは滅多にありません。

しかし道路の排水設備が十分に整っておらず、大雨が数時間続くと標高の低い地域に水が溜まることがあります。

そのまま大きな水害となる場合もあるため外出の際は気をつけましょう。

治安

比較的治安は良好

比較的治安は良好で、凶悪犯罪はほとんど起きません。

2021年に全国137か国を対象に行われた犯罪指数の調査では、マルタは85位に位置しており比較的犯罪指数が低い値となっています。(参照:NUMBEO https://www.numbeo.com/crime/rankings_by_country.jsp

しかしスリや窃盗、車上荒らしなど軽犯罪については被害があるため、貴重品の管理には注意しましょう。

また繁華街であるパーチャビルには夜中に若者が集まり、傷害事件の発生や麻薬の流通に関する情報もあるため地域によっては夜間の外出に気を付けましょう。

白タクシーには注意

マルタでタクシーに乗る際に注意していただきたいのが「白タクシー」です。

マルタには大きく分けて黒と白の2種類のタクシーがあり、黒タクシーは「予約配車/固定料金制」である一方、白タクシーは「街中でキャッチ/メーター制」という違いがあります。

マルタは渋滞しがちな国であるため、白タクシーのメーター制では料金が高くつくことが多いだけでなく、そもそもメーターを使わずにぼったくられるケースもあります。

そのため、あらかじめ距離によって料金が定められているecabsなどのタクシーアプリで黒タクシーを手配することをおすすめします。

費用

特にハイシーズンは渡航費用が高い

日本から遠く離れており、直行便が出ていないため渡航費用はそれなりにかかります。

経由便の相場は往復12万円程度ですが、そのうちハイシーズンとなる7月〜9月はそれよりも費用がかさみます。

費用を抑えて旅行したい方は、ハイシーズンを避けて旅程を立てることをオススメします。

野菜や肉類、パスタは日本よりも安い

野菜や肉類は日本で購入するよりも大容量で売られていることが多く、コスパよく手に入れられます。

またパスタはマルタでは定番の食材ですので、良質なものがかなりお安く買えます。

調理も簡単ですから、節約したい留学生などにはぴったりですね。

外食はその他のヨーロッパの国よりも少し安い程度

外食をするとなると、ランチでもご飯+ドリンクで2000円程度かかってしまいます。

そのため日本よりも少し高く感じるかも知れませんが、圧倒的に量が多いためコスパで考えると日本と同じ程度ではないかと思います。

他のヨーロッパの留学先として主要な、イギリスやアイルランドに比べると安く抑えられるのは間違いありません。

アルバイトをしてお金を稼げる

マルタでは2018年から学生ビザでもアルバイト活動が可能となりました。

ただし90日以上マルタに滞在している、などの条件が必須となりますので要チェックです。

交通費はバスチケットを活用しよう

マルタには電車がないためバス移動が基本です。

バスの値段は距離にかかわらず一律の値段設定で、冬場は1.5ユーロ、夏場は2ユーロ。

2時間内であれば乗り降り自由というシステムです。

これだけでも日本と比較すると安く感じますが、バスチケットを購入すると一層お得に利用ができます。

バスチケットには7日間乗り放題券、12回分回数券、長期滞在者向けの券など様々な種類がありいずれも通常料金よりお安くなります。

なかでも長期滞在者向けの券を購入すると1回あたり0.75ユーロで乗車可能です。

フレンドリーで穏やかな人が多い

マルタ人の性格は南国気質で、フレンドリーに話しかけてくれる人が多いです。

また文化的背景から外国人にも親切で、話好きなところがあります。

街を歩いていると突然話しかけられてびっくりすることもあるかも知れませんが、英会話の練習だと思ってぜひ会話を楽しんでみてください。

カトリック教徒が9割

マルタでは、実にカトリック教徒が96%を占めています。

そのためクリスマスやセントパトリックデーなどの宗教イベントは盛大に祝います。

至る所に美しい教会があるので、教会巡りが好きな方は特に楽しめるポイントが多いです。

情熱的でラテン系な一面も

マルタ人はラテン的な性格も持ち合わせており、一度喧嘩が始まると相手を捲し立てるように大きな声で言い合います。

しかしその喧嘩も大抵の場合すぐに収まり、何事もなかったかのようにケロっとしていますので、特に怯える必要はありません。

またPaceville(パーチャビル)というナイトクラブ街の地区にはテラス席が用意されており、決まってラテン系の曲が大音量で流れています。

高カロリーなものが多い

ヨーロッパNo. 1の肥満国と言われているマルタには、高カロリーなグルメが多くあります。

食の面では特にイタリアの影響を強く受けており、主食はパスタやピザです。

また、代表的マルタ料理にパスティッツィというチーズをパイ生地で包んだものがあります。

1つ40円程とコスパが良く至る所にお店があるので誘惑されがちですが、非常に油分が多い食品なので食べ過ぎには注意です。

安く新鮮なシーフードが手に入る

Marsaxlokk (マルサシュロック)で毎週日曜日に開催される朝市では、新鮮なシーフードがお得に購入できます。

日本でもよく食べられているサーモンやマグロももちろんありますが、現地の人からは淡白な白身魚がよく好まれているようです。

アルコール類がとにかく安い

マルタで人気のビールといえばCISK。

1本あたり110円程度なので、日本のビールよりもずいぶんと安いです。

また、ワインの産地として有名なイタリアやフランスと近いことから、ワインもかなり安く購入できます。

ワインの場合銘柄によって価格が大きく異なりますが、1番安いものだと2.5ユーロ程度で売っています。

アジアンマーケットやレストランがある

大型のスーパーであれば、アジアンコーナーが設けられており日本や韓国などの食材を揃えることができます。

しかしそれ以外にも、アジア人が経営しているアジアンマーケットもあるため、より豊富なアジアの食材を手に入れることができます。

また、和食や中華はもちろんのこと、その他様々なアジア料理のレストランもあります。

日本人の割合

イギリスやカナダなど有名留学地に比べると少ない

いざマルタに来てみると、「思っていたよりも日本人が多い」と感じる人は少なくありません。

しかし、他の英語圏の主要な留学先の国々に比べると決して多い方ではありません。

比較的日本人の少ない環境を希望する方には、マルタは適している国でしょう。

学校によっては日本人スタッフが在籍しないこともある

マルタにはたくさんの語学学校があり、近年では日本人にも留学先として人気です。

しかし学校によっては日本人の学生が少ないことから、日本人スタッフが在籍していないこともあります。

特に英語力にあまり自信のない方は、語学学校の日本人スタッフの有無に注意しましょう。

圧倒的に語学留学で来ている学生が多い

マルタには若者が楽しめるようなナイトクラブや海、プールなどの施設が充実しているため、比較的若い世代の日本人が多いです。

中でも圧倒的な割合を占めるのは、語学留学でマルタに来ている学生です。

社会人と学生の比率などは各語学学校によって異なるので、気になる方はエージェントに問い合わせてみると良いです。

マルタはこんな人にオススメ

マルタは温暖な気候、ゆったりとした人々の暮らし、そしてとびっきりの綺麗な海が魅力の国です。

渡航費用はなかなかの金額ですが、現地では全体的に日本よりも物価が安いですし、条件付きでアルバイト活動も可能なため節約すれば費用を抑えた留学ができます。

また日本食などのアジアンフードが恋しくなったときには、ある程度のものはいつでも食べられますし、治安も良いので海外留学が初めての方にもオススメです。

「ヨーロッパに留学したいけど費用を抑えたい!」

「日本人の少ない環境で英語力を磨きたい!」

「遊びもしっかりできる環境でメリハリのある生活を送りたい!」

そうした人はぜひマルタを留学先に選びましょう。