目次
はじめに
みなさんこんにちは
これから英語学習の”Speaking”の伸ばし方をいくつかご紹介していきたいと思います。
本日はその第一回です。
スピーキング力を伸ばすために必要なこと
あなたはスピーキングを伸ばすために必要なことを整理できていますか?
あなたの目指す姿と今のあなたは何が違うと思いますか?
「なにもかも違う」と思った方は少し時間を取って考えてみてください。
②正しい発音ができない(知らない)
③言いたいことがすぐに口からでない
②正しい発音を知って練習してみる
③とにかく文章をたくさん作って言ってみる
簡単なようですが、「①語彙力・②発音・③瞬時に英語の文章を作る」 というこの3つのレベルが高い人のことを「英語が話せる人」だと私たちは呼んでいるのです。
言い換えれば、あなたに足りないのはこの3つの要素だけです。
今回はこの中の「③瞬時に英語の文章を作る」にアプローチする方法を紹介します。
まずは独り言からはじめよう
今回紹介するスピーキングの練習方法は「独り言」です。
②英語を話すのがまだ少し恥ずかしい方
英語を話す機会を増やそうと思ったら、外国人の友達を作る とか英会話サービスに走りがちですが、ファーストステップはこの「独り言」です。
「誰かと話さないと意味ないのでは?」と思った方は考えてみてください。
中学校から英語を何年も授業でやってきて、英語がどれだけ口からスラスラ言えるようになったでしょうか?
何年も英語を「読んで」「書いて」「聞いて」きましたよね? でも英語が話せるようになってないわけです。
この結果から1つ理解しなければならないことがあります。
英語を話せるようになるには、英語を話さなければならないということ
英語を話している時間がそのままあなたのスピーキング力向上に直結します。
「でも自分一人では話すことがないからできないよ….」
と思った方に質問です。
・この記事をここまで読んだ感想
・今日起きてからこの記事を読むまで行動
・今日これから何をする予定か
・今日の体の調子
・あなたの部屋にあるほとんどのものの名前
言いたいことがわかっていただけたでしょうか?
TOEIC800程度ではこんな身の回りのことすら満足に言えないのです。
つまり、いまのあなたに話す相手は必要ではないのです。
そしてここでもう一度大切なことを繰り返しておきますが、
あなたが話している時間がそのままスピーキング力向上に直結します。
ですので、
英会話を30分するより、 独り言を30分しているほうがスピーキング力は向上します
独り言を30分もしているのは想像できないという人もかもしれませんので、そんな人のために次の章では具体的にどう独り言を進めていくのかを解説していきます。
独り言学習のやり方
いまでは多くの人が認めているスピーキング向上における独り言の効果ですが、その中でも私が皆さんにぜひ見てほしいYoutube があります。
彼は「りゅうの留学英語チャンネル」というYoutubeチャンネルで、オーストラリアに留学しながら独り言英会話を1年続けて、英語を爆伸びさせた実績があります。
オーストラリアという環境でネイティブに囲まれていながら、「独り言英会話」で英語を伸ばされているので、非常に説得力があります。
正直この動画をみれば、これ以降の記事は必要ないくらい理解できると思いますが、彼ほど努力を続けられないという人のために、独り言英会話のやり方をご紹介します。
ただ英語で文章を作ってみるだけ
「やり方を紹介します」なんて言っては見ましたが、ここで紹介するのは大げさなものではありません。
ただ、英語で独り言を話してみるだけです。
内容はほんとになんでも問題ありません。
最初は簡単なものから、
・熱いなあ
・まぶしいなあ
・少し疲れたなあ
くらいから始めてみてください。
それが簡単だと思ったら、もう少し描写を具体化していくだけです。
・朝起きたら体が疲れているなあ
・テレビ見すぎて目が疲れてきたよ
これにも慣れてきたら、想像を入れてみてもいいかもしれません
・あの人たぶんあの角を曲がるだろうな…
・あの時電車に乗り遅れていなかったら、雨が降る前に帰れただろうな…
一人の通勤時間・登下校の時間は周りの景色を見ながら、永遠と英語を作り続けてみてください。
バス・電車に乗っている時間は景色がどんどん移り変わるので、いくらでもネタは思い浮かぶでしょう。
英語完全初心者~TOEIC800程度の中級者まで幅広い人が、手軽にできて、かつ効果も抜群なのでぜひみなさんチャレンジしてみてください。
まずはこの記事を読み終わった感想を英語で言うところから始めてみてはいかがでしょうか?