【2022年】留学先選び ~アメリカ編~

はじめに

みなさんこんにちは
コロナのワクチン接種が進み、ちらほら留学に行ける人も増えてきましたね。

計画してきた留学を断念した人のことを思うと非常に胸が痛みますが、また渡航できるようになってきているのは素直にうれしいですね。

複数記事に分けて、国別に英語留学の留学先別の特徴をご紹介していきます。

少しでも留学先選定に悩むあなたの参考になればと思います。

今回は王道”アメリカ編”です。

※アメリカに滞在歴のある方に執筆いただきました。

英語留学の定番 アメリカ

英語留学と言ってまず出てくる留学先はアメリカですよね。

私たちが日本で習う英語は基本的にアメリカ英語なので、最初のハードルは若干低めかと思います。

私もアメリカに友人がいるので、ぜひ行ってみたい国ですね。

なぜアメリカを選ぶのか?

これはその他の国についても言えることですが、なぜその国で語学留学をするのかは非常に重要です。

英語は公用語ですが各国発音も意味も異なってくるので、アメリカであれば標準アメリカ英語(GAE)が学べる、世界で使われずっと日本で学んできた発音と同じ英語が学べるという利点が留学に付帯します。

これはアメリカ留学の大きなメリットです。イギリスの正統イギリス英語(ap)が学びたいと思ったらイギリスを選ぶ、という具合です。

どんな留学にしたいか

午前中語学をネイティブの教師と勉強し、ランチはホストマザーが作ってくれた美味しいお弁当を木陰で食べ、その後本格的なサッカーの練習や試合に出るようなスポーツ留学(1ヵ月間)もこの頃盛んです。

スタンダードな語学留学では、午後から現地の有名施設を訪れ、週末はホストファミリーと過ごします。BBQやラフティングに行ったり、家族団らんの英語が学べ最新のヒット作をテレビや映画で見たり買い物に行ったり国立公園に行ったり、最高に充実しています。

最初聞き取りにくかった速い英語も帰る頃には会話ができるような長足の進歩をする人もいます。

どこで学ぶかも非常に重要です。
アメリカなら東部か西部か?異国のような文化の違いです。

アクセント

世界標準という安心感

これはその他の国についても言えることですが、なぜその国で語学留学をするのかは非常に重要です。英語は公用語ですが各国発音も意味も異なってくるので、アメリカであれば標準アメリカ英語(GAE)が学べる、世界で使われずっと日本で学んできた発音と同じ英語が学べるという利点が留学に付帯します。

治安

治安に関してはアメリカ全域要注意

アメリカのデメリットを上げるとしたら治安です。どんなに安全に見える所にも現地の人は知っている危険な場所があります。

カナダなどは銃を所持するためには資格が必要ですが、アメリカは自由に所持することができます。

差別に関わる事件も多いことは日本に住む我々でも知っていますよね。

大学生で、姉妹校提携している大学だと日本の大学から英語教員も引率しますしレベルも高い所が多いですし色々な研究機関を視察でき大学側も治安に気を付けてくれますのでうまく利用することが重要です。

費用

あらゆるものが全体的に高い

あくまでも私費であれば、自分が行きたい都市を選びたいところですが、人気の西海岸ロサンゼルス、サンフランシスコ、サンディエゴ、すこし北になりますがシアトル、東部のNY、ボストン….費用面は高いです。

費用面を重視する方は、人気都市は最初から外して考えてもいいかもしれませんね。

語学学校と大学では学費の相場がそもそも違いますし、大都市と地方では物価の違いもあるので一概には言えませんが、生活費を含めたおおよその目安でいうとアメリカ留学の費用は年間300~400万円かかると言われています。

高いですが、長期割引制度や奨学金制度などの各種優遇制度が整っているのもアメリカの学校の特徴です。

授業料を節約する術や生活費を抑えるコツはいくらでもあるので、自分の予算を決めてその範囲で学校を探せば必ず見つかるはずです。

日本人の割合

国全体を観れば多いが、地域によっては日本人のいない環境も実現できる

JASSO(独立行政法人日本学生支援機構)によると、平成29年度の調査で、日本人がもっとも留学先に選ぶ国はアメリカで、全体の19.2%いるという結果が出ています。

その次はオーストラリアが9.9%、カナダが9.5%、中国が7.6%、韓国が7.4%と続いていますが、アメリカと2位以下の数字を比べると大きく引き離していることがわかりますね。

日本人の留学先としてアメリカが一番人気であることは間違いありませんが、日本人をいつも見かけます。。そもそも日本は他国に比べて留学する人が少なく、ハワイやアメリカ都市部の一部人気校を除けば日本人は少数派です。クラスに日本人が多いことを避けたい人は日本人の少ない街、学校を選べば大丈夫です。

気候

ボストン

ボストンは1年を通して、日本の東京より少し温度が低いくらいです。

日本のように四季がありますので、生活はイメージしやすいでしょう。

少し違う点を言えば、日中と朝晩の気温の差が激しいです。特に冬は東京よりも寒くなるので注意が必要です。

降水量に関しては少し東京より少ないので、雨が苦手な方にはおすすめできます。

ニューヨーク

日本と同じく四季があります。

夏は雨が多く湿度が高い上、気温も30度を超える日が続きます。

冬もマイナスを超える日があるほど寒い上にかなり乾燥するので、日本の東京よりかなり寒く感じることになります。

ロサンゼルス

日本と同じく四季があります。

夏は雨が多く湿度が高い上、気温も30度を超える日が続きます。

冬もマイナスを超える日があるほど寒い上にかなり乾燥するので、日本の東京よりかなり寒く感じることになります。

サンフランシスコ

サンフランシスコは1年を通して過ごしやすい気候が特徴です。

特に夏の最高気温が25度弱ほど、冬の最低気温が10度弱程度なので、日本の夏・冬に慣れている私たちにとっては楽にいられるのではないでしょうか?

シアトル

降水量が多いと有名なシアトルですが、実は夏はほとんど雨が降らず湿気も少なめです。気温も日本と比べればそれほど上がらないため、夏は非常に過ごしやすい気候となっています。

しかし、年間降水量もかなり多いシアトルですので、そのほとんどが春・秋・冬に集まっており、特に秋~冬はほとんど毎日雨が降っていますので、夏の短期留学に向いているかもしれません。

アメリカはこんな人にオススメ

英語留学においてアメリカを視野に入れない人はいないと思います。

私たちが学校で学んできた英語もアメリカンの英語ですからなじみもありますので、人気な理由もうなずけますよね

こんな人にオススメ
①費用は多少高くてもよい
②異文化(人種差別を含む)を学びたい
③世界の中心を体感したい

物価も高く、治安の面も気になるアメリカですが、やはり「世界の中心」を体感する時間は人生にとって大きなプラスになることは間違いありません。

また、人種差別に関しては留学先選定においてマイナスとして捉えられがちですが、私はそうは思いません。(もちろんそれに伴う治安↓はマイナスですが)

ニュースなどで「人種差別が存在する」ことは知っていてもそれを目の当たりにする機会は日本にありません。

人生を考えるとこの留学という大きな機会において”ショックな体験”は非常に大きな財産になるのではないでしょうか?

ぜひアメリカをご検討くださいませ